風邪をひくと体重が増えるその理由
季節の変わり目の影響で、風邪もひきやすく、これから寒くなるより流行的な風邪も流行ってきます。
よく風邪をひいたけど鍼は行ってもいいのか?と聞かれることがあります。
風邪はしっかりと治さないと調子が悪い期間が1ヶ月近くになり、それもまたストレスになってきます。
今回は風邪を最速最短で治す方法について書いていきたいと思います。
そもそも風邪ひいたら鍼に行ってもいいのか?
結論から言いますと鍼したほうが治りが早いということです。
西洋医学が発展する前は、よく鍼やお灸で風邪を治したものです。
ただ一つ例外があり熱がある時は除くです。
熱が上がるメカニズムとして、熱を上げることで体に侵入したウイルスを退治しようとします。
ここで解熱剤などで熱を上げることを止めてしまうと、ウイルスが長期間体内に滞在することで治りが悪くなったり、ぶり返してしまいます。
可能な限り熱を一度上げ切ったほうが治りが早いので、とにかく温めて汗をかくくらい巡りを良くすることが大切です。
また熱が上がる時は他人に移してしまう可能性が1番高い時になります。
その点も含めて鍼するよりは、しっかりと療養することをオススメします。
また、のどや鼻からくる風邪場合ですとしっかりと睡眠とビタミンCを摂ることが早く治ります。
このような症状であれば鍼した方が鼻水鼻詰まり、喉の痛み、咳など早く治ります。
薬が全て悪いわけではないですが、大量に飲むことで命を落とすくらいのものなので、それなりにリスクも伴います。
必要や緊急性に応じて、余程のことがない限り飲まないケースの方が治りが早いこともあります。
風邪をひくと痩せるは間違い
よく風邪を引いたのに痩せないということをお客様から聞くことがあります。
その理由は大きく分けて3点あると思います。
風邪をひくと食事が糖質過多になり体重増えやすい
風邪をひくた時の食事というとどのようなものを想像しますか?
うどん、おかゆなど体調も良くないことから実は糖質過多な食事になってるケースが多いのです。
風邪を引いた時に一番必要な栄養素はカロリーでなく、ビタミンCになります。
ビタミンCといえば野菜だったり果物などに多く含まれます。
また風邪をひいてる時は同時に胃腸も弱っております。
そんな状態に糖質過多な食事を摂れば負担でしかなく太るのは当たり前です。
薬の影響で体重が増えやすい
熱を下げる、咳を止める、鼻水を止める
薬に全て集約されてるのは流れを止めるという作用があります。
ですので血流も止めてしまう、内臓の動きも止めてしまうなどなどの副作用があります。
あくまで薬に否定的なわけではなく、回復期に入ってるのに飲み続けたり、必要でないのに飲んでるケースが多いので
しっかりと自分に必要なのか判断することも大事かなと思います。
むくみやすい
風邪をひいたときにリンパ節が腫れることがあります。
これは体内に入った菌やウイルスを排除するために、リンパ節の働きが活性化されている影響からですが、これはあくまで一時的なものなので数日で戻るので、気にする必要はありません。
まとめ
①風邪を引いたら熱がそんなになければ鍼した方が治りが早い
②風邪の時は体重が増えないようにビタミンCが豊富な野菜や果物を摂る
③薬は最終手段、特に回復期の薬は治りを悪くする