16時間断食と月曜断食と3日断食のやり方
最近様々なメディアや書籍などで注目されている、断食を取り入れた身体の整え方の1つ、ファスティングをご存じですか?
中でも人気が高い、16時間断食と月曜断食と3日断食のやり方や違い、効果をご紹介いたします。
16時間断食のやり方
はじめに一日のうち食事をしてもよい時間を8時間程度以内に設定します。食事時間は自由ですが8時間程度以内に、朝食・昼食・夕食の3回の食事時間を決めて、リズムよく食べることが大切です。
例えば朝食を10時、昼食を13時、夕食を18時に取るという習慣を継続的に続けることで毎日16時間の空腹状態を保つことができます。
現代人で夕食を18時に終えることは難しくなかなか習慣にすることのハードルが高く感じ、また夜の人付き合いなどが難しくなることからなかなか継続しにくい点があります。
しかし習慣になれば体重が落ちることはもちろん、体質も改善できます。
こんな人におすすめ
・体脂肪率が20%〜25%(女性)15%〜18%(男性)
・夕食を早い時間に食べることができる
・体重を2〜3kgくらい落としたい
月曜断食のやり方
月曜断食は、月曜日にごはんを食べずに、水だけで過ごすというシンプルな方法。
火曜日から金曜日は体に必要な栄養素を摂る良食をとり、週末には好きなものを食べて心を満たす。
断食日以外はお酒を飲んでもOKと、食べる楽しみを享受しながら快適な体を維持することができる。
こんな人におすすめ
・体脂肪率が25%〜30%(女性)18%〜21%(男性)
・痩せたいがお酒は飲みたい
・体重を5〜10kgくらい落としたい
3日断食のやり方
まず3日間断食をしていきます。口にするものは基本お水(白湯)のみとなります。
断食期間中の多くの方のお悩みは、頭痛です。断食をすることによって、低血糖の症状から頭痛が起きる方がいらっしゃいます。経験ある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最近のお食事内容が、炭水化物が多かったり、油を使ったもの、砂糖が多く入ったものを食べたり、日頃のコーヒーの飲み過ぎによるカフェインの過剰摂取と、断食との差から頭痛が出てしまうケースが多く見られます。ハリエットでは、鍼灸治療を行うことで、そちらの頭痛に対して、痛みの軽減をする治療をおこなったり、その後の症状軽減に向けた治療を行うことができます。この治療を通して、ほとんどの方が3日断食を乗り越えることができております。
3日断食を無事終えた方は、次のステップとしてお野菜を摂取していただきます。
断食後にもっとも気を付けなければいけないのが「血糖値の上昇」です。
断食後は体がエネルギー源である糖分を欲しており、通常よりも糖分を吸収しやすい状態です。
断食終了後にいきなり糖分たっぷりの食事をしてしまうと、体が急激に糖分を取り込もうとするため血糖値が急上昇します。
急上昇した血糖値を下げようとインスリンが大量に分泌され、インスリンが糖を脂肪に変えて溜め込んでしまうため、肥満(体重増加)に繋がります。
こんな人におすすめ
・体脂肪率が30%以上(女性)21%以上(男性)
・小手先のダイエットでなく、しっかりと体質改善しリバウンドしない体を手に入れたい
・体重10kg以上落としたい
断食の効果
酷使している胃腸を断食で休ませ本来の働きを取り戻します。
毎日3食の食事をとることが当たり前になってしまった私たちは、知らず知らずに胃腸を酷使しています。
断食をすることで、胃腸が休まり本来の動きを取り戻すことができます。
胃腸が正常に動ける環境を取り戻し、多くのエネルギーを本来使うべき体の修復、回復に使える状態にすることが目的です。
断食の主な効果
・血液がキレイになり肩こりや腰痛が改善され疲れにくくなる
・免疫力が上がり病気になりにくい体になる
・オートファジーが働き体の修復能力が高くなる
・脂肪を燃焼しやすくなり大幅に体重を落とせる
・自律神経、ホルモンのバランスが良くなり婦人科疾患に強くなる
・メンタルが安定し更年期障害を改善できる
・インスリンレベルが低下し血糖値が下がる
断食と鍼灸を一緒にする理由
断食による不快な症状を解消します
食事療法を行なった場合、すぐ使えるエネルギー源がなくなる為、体は食事をとらせようというサインとして空腹・だるさ・ふらつき・頭痛など様々な症状を出してきます。当院ではこのツラさを和らげる為、体の状態に合わせて鍼灸治療とマッサージを行ない、体のバランスを整えてリラックスさせ、無理のない食事療法へと導いていきます。
鍼灸治療には以下の効果があります
- 自律神経を整える
- 内臓の動きを助ける
- 筋肉にアプローチ
- 血流を促す
- 免疫力をアップさせる
- ツボを刺激して深部から温める
断食と鍼灸はとても相性が良く、辛いと思われがちな断食を楽に行えるサポートをしてくれるのです。