体重を増えたままにした結果、起こるべき未来

『体重は増えることもあります。でも増えたままにはしないでください。』
これは常にお客様に伝え続けてることです。
なぜなら、体重を増えたままにしたら絶対に後悔する未来しかないからです。
結局は未来への宿題を増やし先送りにしてるに違いありません。
そして自分の身体は自分で守ってくしかないのです。
今回は耳が痛い内容で、人によっては未来へ不安を増大させる内容と捉えられる場合がありますので、不安になる方はご覧いただかないほうがいい内容となっております。どうかご了承ください。
これから話すことは決して机上の空論でも妄想でもなく、事実過去に起きた事象を例にしながら説明していきたいと思います。
生活習慣病になる
体重が増加することで体脂肪率も高くなることで上がる血液検査の数値があります。
それは
血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪、γ-GTPなど
これらの数値が高くなることでなる可能性が高くなる病気が心筋梗塞、脳梗塞、肝硬変など命に直結する大きな病気になるリスクが高まります。
これらは命に別状がなくても場合によっては言語障害、四肢麻痺など生活に支障をきたすリスクも大いにあります。
もし健康診断などで数値が超えてて、でも自分は大丈夫だろうと他人事にしてしてた方ほど痛い目に遭う場合があります。
そんな方を今までたくさん見てきました。
だからこそ、そうなる前に予防が大切なのです。
悪性腫瘍(がん)になる
今や日本人の3人に1人はがんになると厚生労働省のデータでもあるように避けては通れない現代病の一つです。
大きな要因は日頃の生活習慣、運動、喫煙、飲酒、食事など一つではない要因があります。
その中で大きな要因は肥満度指数が直結するとも言われております。
なぜなら体重増加は必要以上に栄養を摂ってる状態で、その栄養ががん細胞を育てるためです。
結果がん細胞に対してたくさんの栄養をあげてることがサイレントキラーを招き、リスクファクターの大きな要素となります。
がん治療後も必ずと言っていいほど主治医から体重は必ず増やさないように指摘をされることが多いです。
現にハリエットでは過去にがん治療を経て、予後のために体重を増やしたくないと思う方も多くご来院されております。
そんな方のQOL向上のために日々治療しながらサポートしております。
糖尿病になる
糖尿病とは、インスリンの作用不足によって血糖値が慢性的に高くなる病気です。
血糖値が高い状態が続くと、網膜症や腎症、神経障害などの合併症を引き起こす可能性があります。糖尿病は一番合併症が怖い病気です。
これらの合併症は、場合によっては腕を切断することや、人工透析になり週3回の2時間近くの透析治療を永遠に続けなければならなくなり、QOLを下げる重大な疾患です。
糖尿病になった人だからこそわかる恐怖と、なった方だから言えることがあり、既往歴がある方の皆さんが口を揃えて言っておりました。
それは『もっと食生活に気をつければよかった』です。
人工関節になる
体重増加に伴い、膝や股関節が体を支えることができなくなり、関節が機能しなくなり痛みを伴うと人工関節にしなければならないリスクが高まります。
そしてこれらの術後は最低でも半年ほどのリハビリが続き、医師などからは人工関節に負担をかけないためにも体重を減らすように結果指摘されます。
ましては術後半年から1年は運動ができない状態ですのでとても辛い課題を提示されます。
術後体重を減らすのか、人工関節にする前に減らすのかどちらがいいか?
いろんなことが制約される整形外科疾患はまたQOLを下げてしまいます。
まとめ
今回の内容は受け取り方次第ではとても不安を煽る内容と捉えるかもしれませんが、でも不安になり危機管理がここで起これば未来は変えられます。
なので不安に感じた方は是非行動に移してもらえたらと思います。
今回このような内容をお伝えしたのも、決して皆さんにそうなって欲しくないからこそ伝えさせて頂きました。
何より数年後に後悔して欲しくない。
だからこそ5年後10年後の自分の身体の為に向き合って頂き、そのために必要なことは我々が全力でサポートいたしますので、少しでも不安に感じた方は遠慮なくご相談ください。
