「お盆休みが終わったのに、なぜか休む前より疲れている」
「久しぶりに体重計に乗ったら2〜3kg増えていた」
「外食やお酒が続いて、身体が重い」
「お腹は空いていないのに、なんとなく食べてしまう」
お盆明けになると、こうしたご相談が増えてきます。
連休中は旅行や帰省、外食、会食などで、普段より食べる量や回数が増えやすい時期。
そこで、
「太ったから、明日から食べる量を減らそう」
と思う方も多いのですが、40代・50代になると、単純に食事量だけを減らしてもうまくいかないことがあります。
そんなときに一度考えてほしいのが、
という考え方です。
今回は『月曜断食』著者で、これまで10万人以上の身体をみてきた私が、お盆明けに身体が重くなる理由と、ハリエットで行っている「3日断食による身体のリセット」について解説します。
まずは今の身体をチェックしてみてください。
いくつも当てはまる方は、
単に「太った」のではなく、食生活の乱れによって身体が疲れている可能性があります。
お盆休みは普段と生活リズムが大きく変わります。
旅行に行く。
実家に帰る。
家族で外食する。
昼からお酒を飲む。
夜遅くまで食べる。
アイスや冷たい飲み物が増える。
そして翌朝、まだお腹が空いていなくても朝食を食べる。
昼になったから昼食を食べる。
夕方にはお菓子を食べ、夜にはまた会食。
つまり、
「食べる量」だけではなく「胃腸が働いている時間」そのものが長くなりやすいのです。
私たちの胃腸は、食べ物が入ってくれば消化・吸収のために働きます。
問題は、食事と食事の間が短くなり、間食や夜食まで続くこと。
朝・昼・間食・夜・お酒・夜食……
これでは胃腸が休む時間を取りにくくなります。
私は日々の臨床の中で、このように食生活が重なって身体の負担になっている状態を、分かりやすく**「胃腸疲労」**と表現しています。
特に夏は、
暑さ+冷たい飲食物+睡眠の乱れ+外食+食べすぎ
が重なりやすい季節です。
お盆明けによく聞くのが、
「あれだけ休んだのに、全然疲れが取れていない」
という言葉です。
もちろん、疲労の原因は一つではありません。
暑さや睡眠不足、生活リズムの変化なども関係します。
ただ、ここで見落としてほしくないのが夜の食事です。
寝る直前までたくさん食べていると、眠っている間も消化活動が続きます。
睡眠は本来、身体を休ませるための大切な時間。
だからハリエットでは、
「何時間寝たか」だけではなく、「寝るまでに胃腸を休ませる時間を作れているか」
にも注目しています。
「8時間寝たのに疲れている」
という方ほど、一度食事の時間や量も振り返ってみてください。
体重計に乗って、
「2kg増えてる!」
となると、焦りますよね。
そこでやりがちなのが、
「今日からほとんど食べない」
「サラダだけにする」
「急に運動量を増やす」
「とにかくカロリーを減らす」
という極端なリセットです。
しかし、お盆明けに大切なのは、
増えた数字だけを見て、自分を追い込むことではありません。
そもそも短期間の体重増加には、水分量や食事内容など複数の要因が関係します。
「2kg増えた=2kg全部が脂肪」
と考える必要はありません。
だからこそ、
という発想に変えてみてください。
ハリエットでは、
食べすぎた罰として断食をする
という考え方はしていません。
断食の目的は、
胃腸を意識的に休ませる時間をつくること。
普段ずっと食べ続けている方にとって、何も入ってこない時間をつくることで、食生活そのものを見直すきっかけにもなります。
そして、お盆休みのように食生活が大きく乱れた後は、
「一度リズムを切り替える」
という意味でも、3日断食を取り入れるタイミングの一つだと考えています。
「1食抜けばいいのでは?」
「1日断食ではダメ?」
と思う方もいるでしょう。
もちろん、すべての方に3日断食が必要なわけではありません。
月曜断食のように、週1回胃腸を休ませる方法もあります。
そのうえで3日間というまとまった期間を設けることで、
食べ続けていた生活から一度離れ、自分の空腹や食欲、食習慣と向き合う
という意味があります。
実際に断食をすると、
「時間になったから食べていた」
「疲れると甘いものを食べていた」
「お腹が空いていないのに口寂しくて食べていた」
など、自分の食べ方に気づく方もいます。
つまり3日断食は、
ただ3日間食べないことがゴールではありません。
その後の食生活を整え直すところまでが重要です。
断食をしたあと、
「終わった!何を食べよう!」
と、いきなり普段通りの食事に戻してしまう。
これは避けたいところです。
休ませた胃腸に急にたくさんの食べ物を入れるのではなく、
少しずつ食事を戻していく。
ハリエットでは断食後の回復食も非常に重要だと考えています。
野菜スープなどを取り入れながら、身体の状態を見て少しずつ通常の食生活へ戻していきます。
そして、
「断食したから食べていい」ではなく、「これからどう食べるか」
まで考える。
ここまでできて初めて、断食がその後の生活につながっていきます。
ここがハリエットの3日断食の大きな特徴です。
私たちは、
断食だけで身体を整えようとは考えていません。
ハリエットでは、
胃腸を休ませ、食生活を一度リセットする。
身体の状態を確認しながら、施術によってコンディションを整える。
身体の緊張をほぐし、疲労感のケアを行う。
この3つを組み合わせます。
イメージとしては、
だから目指しているのは、
体重計の数字だけを減らすことではありません。
「朝の身体が軽い」
「疲れを引きずらない」
「食欲に振り回されにくくなった」
「食べる量を見直せた」
そして結果として、
体重と体調の両方を整えていく。
これが、現在ハリエットが考える断食です。
実は今回、一番伝えたいのがここです。
お盆が終わると、
「夏もあと少しだから」
「涼しくなってからダイエットしよう」
と、そのままにしてしまう方がいます。
しかし、
お盆明けの食生活の乱れをそのまま秋まで持ち越してしまう
のは避けたいところ。
夏の暑さで疲れている。
冷たいものが多い。
睡眠が乱れている。
胃腸も休めていない。
身体が重い。
そこへ秋がやってきます。
涼しくなって食欲が戻り、
「食欲の秋だから」
と食べる量が増える。
さらに冬になると活動量が減る方もいます。
すると、
夏の疲れを引きずったまま、秋冬の体重増加につながる
という流れになりかねません。
こんな流れになっていないでしょうか?
夏
暑くて身体がだるい
↓
冷たいもの・外食が増える
↓
胃腸が休めない
秋
涼しくなって食欲が戻る
↓
夏と同じ食習慣のまま食べる量が増える
冬
活動量が落ちる
↓
年末の会食も増える
↓
「気づいたら3〜5kg増えていた」
40代・50代になると、
「年末にまとめて痩せればいい」
では、なかなか戻しにくくなる方もいます。
だから私は、
と思っています。
3つ以上当てはまる方は、
「痩せなきゃ」と考える前に、一度身体を休ませる
という選択肢を考えてみてもいいかもしれません。
ここは大切なのでお伝えしておきます。
3日断食は、すべての方に適しているわけではありません。
持病がある方、服薬中の方、妊娠・授乳中の方、体調に不安がある方などは、自己判断で実施せず、必要に応じて医師などの専門家へ相談してください。
また、断食中に強い体調不良が出た場合も無理に継続しないこと。
「3日間我慢できた人が偉い」わけではありません。
身体を整えるために行うものだからこそ、自分の身体の状態を優先してください。
お盆休みで増えた体重を見ると、
どうしても、
「早く痩せなきゃ」
と思ってしまいます。
でも私は、
ここから始めてほしいと思っています。
胃腸を休ませる。
生活リズムを戻す。
睡眠を整える。
身体の疲れを取る。
食欲を見直す。
そして結果として、体重も整えていく。
だからハリエットの3日断食は、
「3日で何kg落とすか」を競うダイエットではありません。
お盆で食べすぎた自分を責めるのではなく、
「よく働いた胃腸を、一度休ませよう」
くらいの気持ちから始めてみてください。
8月後半は、秋冬を気持ちよく過ごすための身体づくりを始めるには、とても良いタイミングです。
「お盆で食べすぎてしまった」
「体重が増えて身体も重い」
「一人で3日断食するのは不安」
「断食後に何を食べればいいか分からない」
「40代・50代になって自己流では体重が戻らなくなった」
そんな方へ。
ハリエットでは、
3日断食+鍼灸+マッサージ+回復食サポート
を組み合わせながら、身体を整えていきます。
目指すのは、
「体重を落とすだけ」ではなく、「体重と体調の両方を整えること」。
お盆休みで頑張った胃腸を、一度ゆっくり休ませてみませんか?
詳しくは「通える断食道場」のページをご覧ください。
「食べすぎたから我慢する」のではなく、
3日間、胃腸をしっかり休ませる。
無理な断食をおすすめすることはありません。
お身体の状態を確認しながらサポートします。